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海の月
僕が消えても君は平気
夏の光がてらてらてって
水が青く輝くころに
君は僕を愛していたね
僕の背骨をきゅっと握って
愛されない人を愛すのは難しいって
そういったね
涙のような時間の中で
君は僕を大事にしたね
僕は足の小指から
髪の毛のてっぺんのほうまで
君のものになっていったね
僕はよく君のために歌った
君は僕の歌を好んだ
僕が口をぱくぱくしながら、
歌うのを聞いていた
しゃがれ声になったとき、
君は少し、まゆを下げたね、
ちょっとだけ、みけんにしわが、よったよね
なんでもないのよ
君は言った
もうすぐきっと、元に戻るわ
君は僕の耳を触って、
綺麗な耳だってそう言った
僕の耳がとても好きだと、
接吻しながらそう言った
耳がちぎれて落ちたとき、
君は泣きに泣いたよね
こんなことって
君は言った
ひどすぎるわ
僕の目が君を見るとき
君はいけ高々に頬を染めて
こういう
さぁ、目をそらしなさい、
恐れ多い私を見ないで
目がポロリと消えたとき
君は怒って僕を叩いた
どうしてもっと注意しなかったの
どうして探してこないの
三日三晩僕は探した
だけどちっとも見つからなかった
でもね
きっとそうだと
想っていたよ
何もかも君の好きなものをなくしちまった僕に
君はとうとう愛想をつかしたね、
電車に乗って僕を捨てたね
遠い海に、僕を捨てたね
たゆたいながら、君の帰る音を聞いていた
たゆたいながらため息ついた
うれしかったよ
やっと自由になれたんだから
悲しかったよ
それでも君が
すきで
海の魚は元気です
僕は満ちた月の晩に、やっと人魚になれました
魚達と遊んでます
さぁ君、いつか君に出会えたら、
僕がどんなに愛していたか
僕がどんなに憎んでいたか
話してあげようね
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夏の光がてらてらてって
水が青く輝くころに
君は僕を愛していたね
僕の背骨をきゅっと握って
愛されない人を愛すのは難しいって
そういったね
涙のような時間の中で
君は僕を大事にしたね
僕は足の小指から
髪の毛のてっぺんのほうまで
君のものになっていったね
僕はよく君のために歌った
君は僕の歌を好んだ
僕が口をぱくぱくしながら、
歌うのを聞いていた
しゃがれ声になったとき、
君は少し、まゆを下げたね、
ちょっとだけ、みけんにしわが、よったよね
なんでもないのよ
君は言った
もうすぐきっと、元に戻るわ
君は僕の耳を触って、
綺麗な耳だってそう言った
僕の耳がとても好きだと、
接吻しながらそう言った
耳がちぎれて落ちたとき、
君は泣きに泣いたよね
こんなことって
君は言った
ひどすぎるわ
僕の目が君を見るとき
君はいけ高々に頬を染めて
こういう
さぁ、目をそらしなさい、
恐れ多い私を見ないで
目がポロリと消えたとき
君は怒って僕を叩いた
どうしてもっと注意しなかったの
どうして探してこないの
三日三晩僕は探した
だけどちっとも見つからなかった
でもね
きっとそうだと
想っていたよ
何もかも君の好きなものをなくしちまった僕に
君はとうとう愛想をつかしたね、
電車に乗って僕を捨てたね
遠い海に、僕を捨てたね
たゆたいながら、君の帰る音を聞いていた
たゆたいながらため息ついた
うれしかったよ
やっと自由になれたんだから
悲しかったよ
それでも君が
すきで
海の魚は元気です
僕は満ちた月の晩に、やっと人魚になれました
魚達と遊んでます
さぁ君、いつか君に出会えたら、
僕がどんなに愛していたか
僕がどんなに憎んでいたか
話してあげようね